4.電気のない都市
作詞:椎名林檎
作曲:伊澤一葉
遠い日の思い出を
繰返し話している君
多分これ以上
凍て付くことはないだろう
てつかずの宵の口
恐いのは若い所為か
裏返し話している僕
多分これ以上
鎮まることもないだろう
ささくれた薬指
ああ君は生きているよ確かに
そう誰も知らぬ闇へ息を漏らして
云わなくてもいい
分かっているさ
同じことを思って居る
この世の果て取残されて
ひどく頼りないままで
ああ君が溶けていくよ静寂に
もう二度と会えないかもしれない
ああ僕ら生きているよ密かに
そう声を押し殺した都市(まち)に隠れて
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